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更年期症候群における加味逍遥散合苓桂朮甘湯の併用について 

  • 峯 尚志
  • 2024年4月4日
  • 読了時間: 1分


更年期症候群における加味逍遥散合苓桂朮甘湯の併用について V加味逍遥散は更年期の女性の、のぼせ、ほてり、イライラに頻用される処方です。ただし、牡丹皮、山梔子という寒性の生薬を含み、冷えをともなった女性に処方すると、却って冷えたり、下痢をする場合があります。本来、このような患者さんには、逍遙散が適するのですが、エキス剤がありません。そこで、加味逍遥散に苓桂朮甘湯を合わせることで逍遙散の代用としています。苓桂朮甘湯は胃腸にやさしく、桂皮の温性で冷えをとり、動悸、めまいなどの自律神経を整える作用があり、有用な組み合わせだと感じています。 

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