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五行について

  • 土方 康世
  • 2024年6月21日
  • 読了時間: 1分



古人は生命活動を維持する基本性質を、木火土金水の五行に分類しました。 

五行は臓腑に振り分けられ、木は肝、火は心、土は脾に、金は肺、水は腎に該当します。臓器は固定されたものですが、五行の行には運行という意味があり、絶え間なく運行している五種の物質によって物質世界の運動変化を説明しています。また五行は相互に促進する面と、制約する面があります。 



本編では五行の相生、相克、相侮の概念を木火土金水、肝心火肺腎の五臓に当てはめた蔵相理論について説明しています。五臓がそれぞれ独立した器官でありながら相互に関係性を持って代謝活動をおこなっていることは、現代医学でも少しずつ解明されつつありますが、東洋医学では数千年前からこのことに気づき、実際の診断と治法にまで応用されていることは驚くべき事だと考えています。 

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